アクト ウイスキー。 ウイスキー検定

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沿革 [ ] 設立まで [ ] ベンチャーウイスキーは設立者の孫である が設立した企業である。 肥土の父が経営していた東亜酒造は2000年に経営不振によりを申請し、2001年に肥土は父から経営を譲り受けた。 しかし業績は回復せず2003年にへの営業譲渡を決定した。 この際、日の出通商はウイスキー事業からの撤退を決断し、東亜酒造の蒸溜所にあったウイスキー原酒は引き取り手が見つからなければ廃棄するとの決定を下した。 廃棄予定のウイスキー原酒の中には20年近く熟成を重ねていたものが400樽あった。 これらの原酒について、従業員たちは「クセが強くて売りにくい」として過小評価していたが、肥土は「面白みのある味」だと感じ、将来性を見出していた。 日の出通商の方針に我慢のならなかった肥土は独立を決意し、原酒の保管場所を提供してくれるウイスキーメーカーを自ら探すことにした。 しかし当時ウイスキーは「時代遅れの酒」とみなされ売上が低迷しており、在庫の削減に取り組むメーカーが大半で、引き取り手探しは難航する。 それでも奔走し続けた結果、ついにからの協力を得ることに成功し、貯蔵庫を間借りさせてもらえることになった。 この時、笹の川酒造社長の山口哲蔵からは、長い時間をかけて熟成させた原酒を捨てるのは「いちメーカーだけでなくて業界の損失」であり「時間の損失」だ、と言われたという。 肥土は山口に、この原酒をベースにウイスキーを造り上げ、自ら売り切ることを約束した。 2004年、東亜酒造は日の出通商グループ入りし、肥土は同社を離れ、羽生蒸留所の原酒や自前で蒸留した原酒を使用するウイスキー「イチローズモルト」の製造・販売を目的に、9月にベンチャーウイスキーを設立した。 羽生蒸留所ウイスキーの販売開始 [ ] 羽生蒸留所の原酒を使用した最初のイチローズモルトは2005年5月に笹の川酒造でワインボトル600本に瓶詰された。 1本あたり税抜きで1万3500円という価格設定であり、当時まだ無名だった銘柄のウイスキーとしてはかなり高価なものだった。 これを売るには、ブランドではなく味で評価をしてくれるで扱ってもらう必要があると肥土は考えた。 そこでおよそ2000軒のバーに営業を行い、2年かけて600本を売り切った。 秩父蒸留所の稼働開始 [ ] 新商品の開発を進めながら2007年にベンチャーウイスキー初の自前の蒸留所となる秩父蒸留所を完成させた。 秩父を選んだ理由として肥土は、自らの故郷であり支援してくれる人々がいたこと、更になどが江戸時代から日本酒を造ってきた地であり、酒造りに適した環境であったことを挙げている。 2008年2月に秩父蒸留所でのウイスキーの製造免許を取得して蒸留を開始した。 チーフ・ディスティラーには、2006年にので研修した際に知り合った、同蒸留所のモルト・マスターであった内堀修省を招聘した。 なおこの研修の際に蒸留した軽井沢産の原酒も、2020年3月時点で秩父蒸留所の貯蔵庫に収められている。 2011年、秩父蒸留所で蒸留した原酒を使った最初のモルトウイスキー「秩父 ザ・ファースト」を7400本出荷し、国内分、国外分ともにその日のうちに完売した。 2012年2月、秩父 ザ・ファーストはジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。 秩父蒸留所の原酒を使用した銘柄は『ウイスキーマガジン』が主催する「」で2017年から4年連続で世界最高賞を受賞している。 2017年は「イチローズモルト 秩父ウイスキー祭2017」が「シングルカスクシングルモルトウイスキー部門」にて、2018年と2019年と2020年はそれぞれ「イチローズ モルト&グレーン リミテッドエディション ジャパニーズブレンデッドウイスキー」と「イチローズモルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2019」と「(同左)2020」が「ワールドベスト・ブレンデッドウイスキー・リミテッドリリース部門」にて、世界最高賞を受賞した。 第2蒸留所の稼働開始 [ ] 2018年4月、秩父蒸留所から400m離れた土地に新たな貯蔵庫付きの第2蒸留所を着工し 、2019年7月に試験稼働、同年10月から本格稼働を開始した。 第2蒸留所の秩父蒸留所からの変更点は、発酵槽を国産材からフレンチオーク材に変えたこと、を蒸気による間接式加熱から、難易度は高いが個性が生まれやすいガスによる直火式加熱に変えたことなどである。 当初の第2蒸留所の1日当たり純アルコール換算生産量は800リットルと秩父蒸留所の160リットルの5倍であり、将来的に2シフト制にすることで10倍の1600リットルとし、5年後をめどに19年3月期比で倍の20億円の売り上げを目指している。 また将来的に、秩父産のを使用した原酒を秩父産のミズナラ樽で熟成させたオール秩父産のウイスキーを実現させたいとしている。 年表 [ ]• 2004年 - 9月 に設立。 2007年 - 11月 秩父蒸溜所が完成。 2008年 - 2月 秩父蒸留所でのウイスキーの製造免許を取得し稼働開始。 2011年 - 秩父蒸留所で蒸留した原酒を使用した最初のモルトウイスキー「秩父 ザ・ファースト」を発売。 2019年 - 10月 第2蒸留所の稼働を開始。 ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、ノンカラー(無着色)。 アルコール度数46%。 3780円。 ダブルディスティラリーズ 羽生蒸留所のパンチョン樽を主体としたシェリー樽原酒と秩父蒸留所ミズナラ樽原酒を使用しており、2つの蒸留所(ディスティラリー)の原酒を使用した事に名を由来する。 ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、ノンカラー(無着色)。 アルコール度数46%。 6480円。 「WWA2009」ベストジャパニーズブレンデッドモルト(ノンエイジ部門)受賞。 MWR(ミズナラウッドリザーブ) 発売当初は羽生蒸留所の原酒をキーモルトに、複数の蒸留所のモルトをブレンドしミズナラ樽で再熟成した事が謳われていたが、2018年時点では公式には羽生蒸留所の原酒の使用が記載されていない。 ピートの強い原酒を多く使用。 ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、ノンカラー(無着色)。 アルコール度数46%。 6480円。 「WWA2010」ベストジャパニーズブレンデッドモルト(ノンエイジ部門)受賞。 ワインウッドリザーブ 発売当初は羽生蒸溜所の原酒をキーモルトに、数種のモルト原酒をブレンド、勝沼ワイナリーで使用されていたフレンチオーク製の赤ワイン樽で後熟した事が謳われていたが、2018年時点では公式には羽生蒸留所の原酒の使用が記載されていない。 ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、ノンカラー(無着色)。 アルコール度数46%。 6480円。 「WWA2011」ベストジャパニーズブレンデッドモルト(ノンエイジ部門)受賞。 全てシングルカスク、カスクストレングス(無加水)、ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、ノンカラー(無着色)であり、各数百本の限定出荷であった。 2019年8月16日に香港のオークションで全54本が揃った1セットが約1億円で落札され話題となった。 同時点でシリーズ全54種が揃ったセットは世界で4セットしか確認されていないという。 なお社長のはこの超高額落札について、「仰天した」「高い評価はありがたい」としつつも、「飲み物の値段ではなくなっているように感じました」「飲んでもらえるかどうかが心配」「提供しているものはウイスキーそのものというより『ウイスキーを飲む体験』です。 ウイスキーを飲みながら、一日の疲れを癒したり、気の置けない人たちと特別な日を過ごしたりという体験のなかに参加させてもらっているのがウイスキーという存在だと思っています。 そんな時間をみなさんで愉しんでいただくことが私たちの願いです」と語り、複雑な心境を吐露した。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 秩父市市長室広報広聴課 2009年5月. 2011年11月23日閲覧。 埼玉県創業・ベンチャー支援センター 2005年. 2008年12月13日閲覧。 240 2020年2月号、• NIKKEI NET 2007年. 2008年12月13日閲覧。 時間デザイン. 2020年3月16日閲覧。 埼玉県公式ホームページ. 埼玉県庁 2019年9月4日. 2020年3月16日閲覧。 Grateful-Japan 2019年11月11日. 2020年3月16日閲覧。 事業構想 2013年11月号. 2020年3月16日閲覧。. かがり火 180号. 2020年3月26日閲覧。. NECフィールディング 2016年9月29日. 2020年3月16日閲覧。 日刊スゴい人! 2018年1月12日. 2020年3月16日閲覧。 SankeiBiz(サンケイビズ). 2018年6月14日. 2020年3月16日閲覧。 osica MAGAZINE. 2020年3月16日閲覧。 HIDE OUT CLUB Magazine 2018年2月19日• ステファン・ヴァン・エイケン 2016年1月8日. WHISKY Magazine Japan. 2017年3月25日閲覧。 ステファン・ヴァン・エイケン 2016年1月15日. WHISKY Magazine Japan. 2017年3月22日閲覧。 夢我人(株式会社エヴォルブド・インフォ). 2017年3月25日閲覧。 現代ビジネス. 講談社 2013年3月6日. 2017年2月13日閲覧。 Whisky Advocate. 2020年3月16日閲覧。 2017年4月4日. 2017年4月5日閲覧。 埼玉新聞. 2018年3月30日. 2020年3月16日閲覧。 埼玉新聞. 2019年4月3日. 2020年3月16日閲覧。 東京新聞 2020年3月30日• ステファン・ヴァン・エイケン「」『WHISKY Magazine Japan』、2019年5月27日。 2020年2月11日閲覧。 ステファン・ヴァン・エイケン「」『WHISKY Magazine Japan』、2019年5月30日。 2020年2月11日閲覧。 「」『東京新聞』、2018年8月1日。 2020年2月11日閲覧。 の2018-08-01時点におけるアーカイブ。 時事通信 2019年8月17日• Grateful-Japan 2019年11月25日. 2020年3月26日閲覧。 日本経済新聞. 2019年8月18日. 2020年3月26日閲覧。 関連項目 [ ]• - 東亜酒造が廃棄処分する予定だった原酒を引き受けた。 外部リンク [ ]• - (2005年1月27日アーカイブ分) - ベンチャーウイスキー社長 肥土伊知郎のウェブサイト• - この項目は、に関連した です。 などしてくださる()。 この項目は、に関連した です。 などしてくださる(/)。

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イチローズ・モルト(ベンチャーウイスキー)とは 【ベンチャーウイスキー】 東亜酒造創業者の孫である肥土伊知郎が創業した企業。 東亜酒造で製造していたウイスキー原酒の蒸留と販売を行う。 また、自社でも秩父蒸溜所を設立し、ウイスキーの製造をはじめている。 イチローズ・モルトというブランドでウイスキーを販売している。 2004年9月 埼玉県秩父市に設立。 2008年2月 ウイスキーの製造免許を取得。 (より) 埼玉県秩父市にある、新興ウイスキーメーカー。 それが「ベンチャーウイスキー」。 ベンチャーウイスキーのメイン商品であるウイスキーのブランドが「イチローズ・モルト」。 そしてその創業者は「 肥土伊知郎( アクト・イチロー)」氏。 え、 アクト? NewsACT(ニュース アクト:このブログの名前)。 『悪徒-ACT-』( あくと:私・猪原賽が原作を書いた漫画)。 ご縁があるじゃないか。 ……と半ば無理矢理感ある中、実際妙な御縁があり、私はとある秋の休日、中目黒の某バーの常連客で構成された「ベンチャーウイスキー秩父蒸留所」見学ツアーに潜り込んだのでした。 秩父の小さな蒸留所「秩父蒸留所」 ここに写る建物が、蒸留所の全容と言ってもいい、小さな蒸留所。 それがベンチャーウイスキーの「秩父蒸留所」。 こちらで「イチローズ・モルト」は作られています。 ) しかし、この中の見学の前に、一旦ログハウス風の事務所兼ゲストハウスに入ります。 貴重な原画とイチローズ・モルト これまでイチローズ・モルトが受賞した数々の証明が飾られています。 ベンチャーウイスキー社は創業こそ2000年代ですが、上記Wikipediaのとおり、創業者・肥土伊知郎氏はもともと、祖父の会社である東亜酒造出身。 東亜酒造の蒸留所は2000年まで同じく埼玉の羽生市にあり(=羽生蒸留所)、秩父蒸留所でのウイスキー生産・販売が出来るまでは、伊知郎氏はその羽生蒸留所の原酒を元にウイスキー販売をしていた経緯があります。 それが、上の写真の手前、トランプ・カードデザインのラベルのもの。 かつて羽生で生産され、熟成されていたウイスキー原酒で作られたボトル「カードシリーズ」です。 つまり逆に言えば、新しいウイスキー会社ながらも、古い閉鎖蒸留所の原酒を販売していた。 「カードシリーズ」の最後のボトル。 つまり「ジョーカー」は、羽生蒸留所仕込みの樽の最後を意味する、貴重な1本。 限定生産だったこの「ジョーカー」は、その由来もあって、現在驚くほど高値で取引されています。 その…… ラベルの原画が、ゲストハウスに飾られているのです。 ふむ、これか。 と、様々なアイテムに感慨に耽ったところで、さて、それでは見学に行ってみましょう。 最後の1枚、羽生仕込みの「ジョーカー」という切り札を出してしまった肥土伊知郎氏の、秩父での新しい1歩。 ここ秩父でウイスキーメーカーとしてやっていく。 これが原材料となる大麦麦芽。 細かく粉砕されていく過程の3つを見せてもらいました。 原料の麦芽は、直接手で触れさせてもらえるだけでなく、食べられる。 生の麦芽をかじり、その香ばしさを体験。 ここから粉砕された麦芽は、 仕込みの過程で麦汁になり、この大きな樽…ミズナラの発酵槽の中で発酵が進みます。 発酵途中の麦汁を、実際見せてもらえます。 私も見せてもらいました。 この時撮った写真が…… コチラです。 ぼこり、ぼこりと泡立つ麦汁。 この過程で麦汁から、発酵液(もろみ)と変わって行きます。 これは、そのもろみを蒸留させるポットスチル。 銅製のこの釜は、形、大きさでのちのちのウイスキーの味が変わります。 (本場スコットランド製の特注品だそうです。 ) もちろん上に上がって、近くで見ることが出来ます。 反射で良く見えませんが、発酵液が蒸留され、蒸留液がとくとくと出ているところ。 写真は1回目の初溜蒸留液。 蒸留は2回行われニューポット(熟成させていないウイスキー)となります。 次はニューポットを熟成させる過程に移りましょう。 ウイスキーの熟成する場所「熟成庫」これまでの生産過程とは別の棟に熟成庫があります。 暗く閉ざされた樽の眠る熟成庫に我々は移動……する前に、 こちらは新品の輸入樽です。 アメリカンオーク材の新品の樽。 イチローズ・モルトはこの樽で熟成され……るわけじゃないんだな。 いや、もちろんこれも熟成に使われるのでしょうが、そこはこじんまりとした蒸留所。 小回りの聞く企業として、そして新興蒸留所としての挑戦的なスタイルでもあるのですが…… こちらが熟成庫の室内。 先日訪れたと比べると様子が違うのがわかりますね。 これがキリン富士御殿場蒸留所の熟成庫です。 高く広い敷地に並べられている樽は、どれも同じサイズの同じ樽。 しかしイチローズ・モルト秩父蒸留所の樽は、サイズも違えば材質も違う。 これは熟成の過程で様々な樽を使うことで、多様な熟成、仕上がりを試している状態なのです。 この小回りの利き方が「イチローズ・モルト」ベンチャーウイスキー社の魅力。 ……が、その 挑戦的なスタイルは、この後さらにその上を行く! なんと、「樽」を自社生産 熟成庫見学ののち、少し離れた場所にある棟に案内されました。 なんとここ…… 樽工場。 廃業した樽生産会社から、年季の入ったドイツ製の樽を作る機械を譲り受け、 自社での樽の生産を試しているのだそう。 後継者がいなくて閉鎖せざるを得なかった工場が、処分せざるを得なかった機械が、イチローズ・モルト/ベンチャーウイスキーの事業として復活。 今、実は世界でウイスキー生産用の樽が不足しています。 樽の買い付けも難儀な事になっていると聞きます。 そんな中、樽の自社生産に挑戦しているベンチャーウイスキー。 これは画期的な取り組み。 イチローズ・モルトは埼玉・秩父から世界へ そうして毎日生産される「イチローズ・モルト」。 ベンチャーウイスキー社は手狭になって来た熟成庫を、もう1棟増やしているところです。 なにせベンチャーウイスキー社は設立から今年で10年。 長期熟成によってウイスキーは高品質化します。 これからのウイスキーが熟成庫に眠り、会社は長い歴史を刻んで行く。 羽生蒸留所の原資・原酒も尽き、ここ秩父で作られたもので勝負するしかないベンチャーウイスキー社・肥土伊知郎氏。 しかし歴史が浅いからこそ、真においしいウイスキーを作るために、試行錯誤の挑戦が出来る。 埼玉県秩父市で生まれ、育つウイスキーが、やがて世界で飲まれるものとなる。 埼玉出身者として、ベンチャーウイスキー社の飽くなき挑戦、応援したいと思います! ちなみにこれ、「イチローズ・モルトジェラート」(左側)。 西武秩父駅隣接「秩父仲見世通り」で売られていたものです。 確かに「イチローズ・モルト」は、秩父の顔として根付いて来ているのです。 nifty.

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ウイスキーの代名詞とも言えるスコッチウイスキーは、イングランド北部のスコットランドで蒸留され3年以上熟成されたウイスキーです。 製造過程で、泥炭 ピート によって燻製を行うため、独特の香りがあります。 スコッチウイスキーには、大麦麦芽だけを原料にした「モルトウイスキー」と、トウモロコシやライ麦などを原料にした「グレーンウイスキー」の2種類があり、これらをベースにさまざまなタイプのスコッチウイスキーが生まれます。 1つの蒸留所で作られたウイスキーを瓶詰めしたのが「シングルモルトウイスキー」で、蒸留所ごとの個性が強く現れます。 複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものが「ブレンデッドウイスキー」で、オールド・パーやジョニー・ウォーカーなど、有名な銘柄の多くはブレンデッドウイスキーです。 日本のウイスキーは、5大産地の中ではもっとも歴史が浅く、スコットランドで蒸留技法を学んだ竹鶴政孝氏が、山崎蒸留所の建設に取り組んだ1920年ごろから本格的に始まりました。 その後、竹鶴氏は北海道余市に現在のニッカウヰスキーを設立します。 ジャパニーズウイスキーは、スコッチを手本にして、日本人の繊細な味覚を基準に日本らしさを追求して作られました。 スコッチと同じく「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」そしてこの2つを混ぜて作る「ブレンデッドウイスキー」の3種類です。 スコッチと比べるとピートの香りは抑えられており、日本独自のテイストを持つ質の高いウイスキーとして、世界で高い評価を受けています。 現在は「山崎蒸留所」「余市蒸留所」に加えて、南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもとにある「サントリー白州蒸留所」、「ニッカ宮城蒸留所」が稼動しています。 アイルランドのウイスキーには、大麦が原料のモルトウイスキー、その他の穀物から作るグレーンウイスキー、大麦とその他の穀物を混合して作るピュアポットスティルウイスキーの3種類があり、これらをブレンドすることによってさまざまな銘柄が生まれます。 3種類のウイスキーをブレンドした「アイリッシュブレンデッドウイスキー」が主流です。 スコッチウイスキーと並んで有名なアイリッシュウイスキーですが、製造過程で「燻製」を行わないこと、またスコッチでは2回しか行わない「蒸留」を3回行うことなどから、スコッチに比べ軽快で飲みやすいのが特徴です。 アイルランドにはかつて数百もの蒸留所がありましたが、現在は「ブッシュミルズ」「ミドルトン」「クーリー」の3つの蒸留所が主に稼動しています。 カナディアンウイスキーは、5大ウイスキーの中ではもっともライトな味わいです。 アイリッシュウイスキーよりも、さらに軽快でくせのない口当たりが特長です。 ライ麦が主原料の「フレーバリングウイスキー」と、トウモロコシが主原料の「ベースウイスキー」があり、カナディアンウイスキーとは、これらをブレンドしたブレンデッドウイスキーのことを言います。 現在カナダの各地に蒸留所がありますが、中でも「カナディアン・クラブ」を生産するオンタリオ州「ウォーカーヴィル蒸留所」や、「クラウン・ローヤル」「シーグラム・VO」などを生産するマニトバ州「ギムリ蒸留所」、アルバータ州のカルガリー近郊にある「アルバータ蒸留所」が有名です。

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