グッド ウィル ハンティング 名言。 [超名作]

映画「グッドウィルハンティング」名言4選!!

グッド ウィル ハンティング 名言

何十回も繰り返し観ている作品ですが、まったく色褪せない映画です。 名ゼリフのオンパレードで、どの世代にも心に響く言葉と出会えるはずです。 特に、思春期のティーンエージャーには胸を打つ作品なので、是非若い方に見て欲しい。 高校生の時、映画館で観て、初めて涙を流した作品で思い出深く、また脚本家は大学を卒業したばかりのマット・デイモンとベン・アフレックで、しかもアカデミー脚本賞に輝くのを見て、自分も脚本家になろうと影響を受けた映画。 ヒューマンドラマ作品で、未だこの衝撃を越える映画に私は出会ったことがない。 そのくらい素晴らしい映画だと思います。 ですが、ウィルだけがトラウマを克服し、改善される話ではありません。 ウィルを通して、キャラクター全てが変化を遂げます。 なぜそんなことができたのかこの映画を分析していきたいと思います。 <鑑賞済みの方を対象にネタバレありで語っていきますので、見ていない方はご覧になってからがいいかと思います> グッド・ウィル・ハンティングは、マット・デイモンが大学の授業の課題で戯曲を書いて提出したのが発端で、それを読んだベン・アフレックが映画にしようと動いたそうです。 親友の才能を見抜き、その才能に妬むことなく動くベン・アフレックは、まさにこの映画のチャッキーそのもの。 才能とはきっかけに過ぎず、その才能を伸ばしてくれるのは、人との出会い、そして運です。 運というのは、自分で生み出すことは難しく、たいがい他から運んでくれます。 マット・デイモンが扮するウィルはまさに、才能の塊。 だがその才能を伸ばしてくれる人と出会っていなかった。 なぜなら彼が拒んでいたから。 出会いがないときというのは、総じて、自分の心が開いていないとき。 小さな世界とは? 当たり前ですが、人は、それぞれ様々な環境下にあり、その影響を受けて生きている。 そして残念なことに、努力しなくて済む環境にいればいるほど、その影響は悪い方向へ導く。 そんな状況に、ウィルはいた。 4人の仲間、チャッキー、モーガン、ビリー。 学校もいかず、その日暮らしの適当な仕事をこなし、安い酒を飲み、ナンパをし、バッティングセンターで夜な夜な遊ぶのが日課。 気に入らない人間はすぐに殴り、一緒になってケンカをする。 いつもいつも彼らは行動を共にする。 大人になると気づきますが、自分の挑戦をいつも止めてくれるのは、昔からの友達だったりします。 だから挑戦し続ける大人になると、友達がいないという奇妙な現象になる。 社長になるような人はたいがい孤独なのはそんなことも影響があるのでしょう。 さて、その小さな世界ですが、ウィルは、幼少期の虐待のトラウマから、人を信用していません。 特に大人は絶対に信じていません。 信じられないという思い込みが、子どもっぽいチャッキーたちとの絆をより深くする。 ウィルはそこから抜け出せないし、なにより抜け出したくない。 なぜなら一人ぼっちになるのは嫌だからです。 人に拒まれるのが怖いからです。 その小さな世界から彼は一歩も抜け出せない。 その現象として、人を愛し抜くことを知らない、大人の話を聞けない、友達に批判的なことを言えない、と彼は、恋人ができても、形上の友達がいても、手を差し伸べる大人が現れても、できないづくしなんです。 その可能性を消してるのは、ウィル自身。 自分の小さな世界に閉じこもったままだからです。 この小さな世界は、ウィルだけが持っているわけではありません。 ウィルをセラピーするショーン自身も妻が死んでしまった小さな世界から抜けだせません。 ランボー教授は、過去の栄光と権威に縛られ、他人の才能に嫉妬する小さな世界から抜け出ません。 ウィルを愛するスカイラーも、チャッキーもみんな小さな世界の中にいる。 我々も同じです。 みんな自分で作ってしまった小さな世界の中で、苦しみ、悩み、悶々としている。 しかし、その小さな世界から踏み出せば、世界はどこまでも広がっている。 旅立つきっかけと勇気さえ作れば、いつだってできる。 これがこの作品の訴えかけてくるメッセージだと思います。 ウィルの成長と勇気により、ショーンもランボー教授も小さな世界から飛び出す。 スカイラーは、ウィルのために愛を訴え、チャッキーも、親友だからこそ彼を突き放します。 この映画のラストは、キャラクターみんなが小さな世界を飛び出し、変化する。 そして観客も縛られた小さな世界から脱出するきっかけを与えてくれる。 だからこの映画は、ティーンエージャーだった私にとって衝撃だった。 小さな世界を、分かりやすく揶揄するシーンがある。 それはランボー教授なのだが、ウィルの天才的な頭脳に気づいたランボー教授がウィルを探し、彼が働く大学の清掃管理室へ赴く。 そしてウィルについて情報を聞き出そうとするが、教えることはできないと断られる。 そこで、ランボー教授の助手が、「この方はランボー教授だぞ」と権威に屈服するかと思ったら、すかさず、管理のおじさんは、横に座ってる掃除夫を指して「こいつはヘイズ教授だ」と応酬し、退散させる。 小さな世界の皮肉だ。 MITの教授の権威なんか、中で働く掃除夫でも取るに足らない存在。 ランボー教授が、過去の栄光と権威に縛られている皮肉なシーン。 他にも、そういった揶揄するシーンがあります。 ランボー教授にとっては必要なシーンなのです。 キャラクターの重要性! 前回も言いましたが、キャラクターを作るときに大事なことは、そのキャラクターの弱点はなんなのか?を決めることです。 ウィルは、彼の過去(トラウマ)、愛を知らない、長所でもあるが天才的な頭脳が弱点。 ショーンは、妻の死が弱点。 ランボー教授は、過去の栄光と権威が弱点。 スカイラーは、両親を失い、天涯孤独が弱点。 チャッキーは、ウィルと一緒にいる楽しさが弱点。 その弱点は、彼らを特徴付ける強みではあるのだが、キャラクター自身はそれを失うことを最も恐れている。 そこをどうネチっこく突くのかが、脚本家の技量。 ウィルの弱点への抵抗が、スカイラーの別れの時に最大になるような構成にされている。 キャラクターの最大の弱点は、最大の決断の時、余計に邪魔をする展開を作ることが大事。 これはアクション映画でよく使われる。 また、人生でも同じ。 大事な決断の局面はたいがい、自分の最大の弱点を克服するときだ。 グッド・ウィル・ハンティングは名言ばかり! いい言葉との出会いは、その人の人生を変えるかもしれない。 セリフは大切に! と思うのが、脚本家だと思います。 では、名言にするにはどうしたらいいのか。 主人公を黙らせることです。 ここは聞いて欲しいというときに、主人公を黙らせる状況にするのです。 まずは、ウィルがショーンに出会ったファーストシーン。 ショーンは自分の描いた絵をウィルに分析され、妻を失い悲しみに浸って前に進めないことを暗に言い当てられる。 そして妻を侮辱され、ショーンはただ怒るしかできなかった。 だがその後、深く深く考え、ウィルを公園に誘い出し、こんな話をする。 「君は美術に詳しいだろう。 だが、システィナ礼拝堂の匂いは?あの美しい天井画を見上げたことが?ないだろう?」 ウィルの痛いところを鋭く突いた場面です。 ウィルは黙ります。 なぜ黙ったのか。 知らないからです。 本で得た知識以上のことを持っていないから言えない。 続けて、 「愛の話をすれば、愛の詩を暗唱する。 けれど、自分をさらけ出した女を見たことは?君のために現れた天使。 君を地獄から救い出す。 君も彼女の天使になって彼女に永遠の愛を注ぐ。 どんなときも、ガンに倒れても……。 自分を愛するよりも強い愛で愛した誰かを失う。 君はその悲しみと愛を知らない」 ウィルが得意気にショーンの弱点を突き、攻撃的に貶したことを静かに責めます。 それでも彼は分からないかもしれない。 逆転した言葉を使って諭します。 「君は孤児だろ。 僕がこう言ったら?君の苦しみはよくわかる。 オリバー・ツイストを読んだから。 どういう気がする?」 ウィルは完全に黙ってしまいます。 自分の苦しみは孤児のオリバーと同じじゃないと思えばなおさら。 「君から学ぶことは何もない。 本に書いてある。 君自身の話なら喜んで聞こう。 それは嫌なんだろ?君はそれが怖い」 彼の弱点、自分の過去を話せと真正面からぶつかる。 そして「後は君次第だ」と突き放して、ショーンは去っていきます。 このシーンは、特別大きな過去を持っていない現代の私たちにも響きますよね。 情報が溢れ、知った気になって、自分は行動せず、小さな世界から傍観するだけ。 そのくせ、知らない世界についてはやたら攻撃的。 人生は、あなた次第でどうだって変わるし、世界は受け入れる用意があるんだから、後はあなたが行動しろよ、ということです。 その後、ウィルは、スカイラーをデートに誘うという行動に出る。 変化の兆しが徐々にでるきっかけになった。 裏返せば、ショーンを信じてもいいかなと思い始めた重要なシーンです。 名言の後に、行動が伴うから印象的になる。 また、こんな言葉も若者には響くのではないだろうか。 「就職などどうでもいい。 君は好きな道を選べるんだ。 何をしたい?」 「本当は何がしたいんだ?」 「簡単な質問に答えられない。 答えを知らないんだ」 自分が何をしたいのかを知らないのに、どうやって人に自分を理解されると思ってんの、ということです。 本当の自分はこんなもんじゃない。 誰か私を見つけてくれと、若い頃は安易に考えますが、何かを得た人というのは、明確に欲しい物を知っています。 そして得るときに、捨てることもできるんです。 ウィルもそうですが、現状は捨てたくない、でも何かを得たい。 その場に座っていながら、ただ恵んでもらおうとしても、誰もくれません。 そこでまた出てくるのが、彼の弱点、仲間です。 そしてチャッキーとのあのレンガ積みの休憩中の名シーンが生まれた。 ウィル「俺は一生ここで働いたって平気だぜ」 チャッキー「親友だからハッキリ言う。 20年経って、お前がここに住んでたら、俺はお前をぶっ殺してやる。 これはマジだ」 ウィル「なに言ってんの?」 チャッキー「俺が50になって、工事現場で働いててもいい。 だがお前は宝くじの当たり券を持っていて、それを現金化する勇気がないんだ。 お前以外の皆はその券を欲しいと思ってる。 それをムダにするなんて許せない」 (ウィル、黙る) チャッキー「俺はこう思ってる。 毎日、お前を迎えに行き、酒を飲んでバカ話、それも楽しい。 でも一番のスリルは、車を降りて、お前んちの玄関に行く10秒間。 ノックしてもお前は出てこない。 何の挨拶もなく、お前は消えてる。 そうなればいい」 (ウィルは完全に黙ってしまう) なぜなら、ただバカができる友達とだけしか思っていなかったのに、実はすごく自分のことを考えてくれていた友達だと知ったからだ。 ウィルは、この期に及んでまだ自分のことしか考えていないと気づいた。 自分は、自分以上のことを考えられない人間に呆然としてるんです。 そして、ウィルのために、ショーンとランボー教授が言い合うのを目撃し、あのスーパー涙が出るラストにつながる。 ウィルは、真の愛、友情、信頼を手に入れて、まだ頼りない勇気で走りだす、未熟な大人のメタファーであるオンボロ車で、愛する人のもとへ旅立った。 グッド・ウィル・ハンティングは、基本的な3幕構成で書かれています。 勉強になるので、何度も復習するといいです。

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映画「グッド・ウィル・ハンティング」から、人生の支えになってくれるような名言を紹介(焼き肉好きな人の目線多め)

グッド ウィル ハンティング 名言

何十回も繰り返し観ている作品ですが、まったく色褪せない映画です。 名ゼリフのオンパレードで、どの世代にも心に響く言葉と出会えるはずです。 特に、思春期のティーンエージャーには胸を打つ作品なので、是非若い方に見て欲しい。 高校生の時、映画館で観て、初めて涙を流した作品で思い出深く、また脚本家は大学を卒業したばかりのマット・デイモンとベン・アフレックで、しかもアカデミー脚本賞に輝くのを見て、自分も脚本家になろうと影響を受けた映画。 ヒューマンドラマ作品で、未だこの衝撃を越える映画に私は出会ったことがない。 そのくらい素晴らしい映画だと思います。 ですが、ウィルだけがトラウマを克服し、改善される話ではありません。 ウィルを通して、キャラクター全てが変化を遂げます。 なぜそんなことができたのかこの映画を分析していきたいと思います。 <鑑賞済みの方を対象にネタバレありで語っていきますので、見ていない方はご覧になってからがいいかと思います> グッド・ウィル・ハンティングは、マット・デイモンが大学の授業の課題で戯曲を書いて提出したのが発端で、それを読んだベン・アフレックが映画にしようと動いたそうです。 親友の才能を見抜き、その才能に妬むことなく動くベン・アフレックは、まさにこの映画のチャッキーそのもの。 才能とはきっかけに過ぎず、その才能を伸ばしてくれるのは、人との出会い、そして運です。 運というのは、自分で生み出すことは難しく、たいがい他から運んでくれます。 マット・デイモンが扮するウィルはまさに、才能の塊。 だがその才能を伸ばしてくれる人と出会っていなかった。 なぜなら彼が拒んでいたから。 出会いがないときというのは、総じて、自分の心が開いていないとき。 小さな世界とは? 当たり前ですが、人は、それぞれ様々な環境下にあり、その影響を受けて生きている。 そして残念なことに、努力しなくて済む環境にいればいるほど、その影響は悪い方向へ導く。 そんな状況に、ウィルはいた。 4人の仲間、チャッキー、モーガン、ビリー。 学校もいかず、その日暮らしの適当な仕事をこなし、安い酒を飲み、ナンパをし、バッティングセンターで夜な夜な遊ぶのが日課。 気に入らない人間はすぐに殴り、一緒になってケンカをする。 いつもいつも彼らは行動を共にする。 大人になると気づきますが、自分の挑戦をいつも止めてくれるのは、昔からの友達だったりします。 だから挑戦し続ける大人になると、友達がいないという奇妙な現象になる。 社長になるような人はたいがい孤独なのはそんなことも影響があるのでしょう。 さて、その小さな世界ですが、ウィルは、幼少期の虐待のトラウマから、人を信用していません。 特に大人は絶対に信じていません。 信じられないという思い込みが、子どもっぽいチャッキーたちとの絆をより深くする。 ウィルはそこから抜け出せないし、なにより抜け出したくない。 なぜなら一人ぼっちになるのは嫌だからです。 人に拒まれるのが怖いからです。 その小さな世界から彼は一歩も抜け出せない。 その現象として、人を愛し抜くことを知らない、大人の話を聞けない、友達に批判的なことを言えない、と彼は、恋人ができても、形上の友達がいても、手を差し伸べる大人が現れても、できないづくしなんです。 その可能性を消してるのは、ウィル自身。 自分の小さな世界に閉じこもったままだからです。 この小さな世界は、ウィルだけが持っているわけではありません。 ウィルをセラピーするショーン自身も妻が死んでしまった小さな世界から抜けだせません。 ランボー教授は、過去の栄光と権威に縛られ、他人の才能に嫉妬する小さな世界から抜け出ません。 ウィルを愛するスカイラーも、チャッキーもみんな小さな世界の中にいる。 我々も同じです。 みんな自分で作ってしまった小さな世界の中で、苦しみ、悩み、悶々としている。 しかし、その小さな世界から踏み出せば、世界はどこまでも広がっている。 旅立つきっかけと勇気さえ作れば、いつだってできる。 これがこの作品の訴えかけてくるメッセージだと思います。 ウィルの成長と勇気により、ショーンもランボー教授も小さな世界から飛び出す。 スカイラーは、ウィルのために愛を訴え、チャッキーも、親友だからこそ彼を突き放します。 この映画のラストは、キャラクターみんなが小さな世界を飛び出し、変化する。 そして観客も縛られた小さな世界から脱出するきっかけを与えてくれる。 だからこの映画は、ティーンエージャーだった私にとって衝撃だった。 小さな世界を、分かりやすく揶揄するシーンがある。 それはランボー教授なのだが、ウィルの天才的な頭脳に気づいたランボー教授がウィルを探し、彼が働く大学の清掃管理室へ赴く。 そしてウィルについて情報を聞き出そうとするが、教えることはできないと断られる。 そこで、ランボー教授の助手が、「この方はランボー教授だぞ」と権威に屈服するかと思ったら、すかさず、管理のおじさんは、横に座ってる掃除夫を指して「こいつはヘイズ教授だ」と応酬し、退散させる。 小さな世界の皮肉だ。 MITの教授の権威なんか、中で働く掃除夫でも取るに足らない存在。 ランボー教授が、過去の栄光と権威に縛られている皮肉なシーン。 他にも、そういった揶揄するシーンがあります。 ランボー教授にとっては必要なシーンなのです。 キャラクターの重要性! 前回も言いましたが、キャラクターを作るときに大事なことは、そのキャラクターの弱点はなんなのか?を決めることです。 ウィルは、彼の過去(トラウマ)、愛を知らない、長所でもあるが天才的な頭脳が弱点。 ショーンは、妻の死が弱点。 ランボー教授は、過去の栄光と権威が弱点。 スカイラーは、両親を失い、天涯孤独が弱点。 チャッキーは、ウィルと一緒にいる楽しさが弱点。 その弱点は、彼らを特徴付ける強みではあるのだが、キャラクター自身はそれを失うことを最も恐れている。 そこをどうネチっこく突くのかが、脚本家の技量。 ウィルの弱点への抵抗が、スカイラーの別れの時に最大になるような構成にされている。 キャラクターの最大の弱点は、最大の決断の時、余計に邪魔をする展開を作ることが大事。 これはアクション映画でよく使われる。 また、人生でも同じ。 大事な決断の局面はたいがい、自分の最大の弱点を克服するときだ。 グッド・ウィル・ハンティングは名言ばかり! いい言葉との出会いは、その人の人生を変えるかもしれない。 セリフは大切に! と思うのが、脚本家だと思います。 では、名言にするにはどうしたらいいのか。 主人公を黙らせることです。 ここは聞いて欲しいというときに、主人公を黙らせる状況にするのです。 まずは、ウィルがショーンに出会ったファーストシーン。 ショーンは自分の描いた絵をウィルに分析され、妻を失い悲しみに浸って前に進めないことを暗に言い当てられる。 そして妻を侮辱され、ショーンはただ怒るしかできなかった。 だがその後、深く深く考え、ウィルを公園に誘い出し、こんな話をする。 「君は美術に詳しいだろう。 だが、システィナ礼拝堂の匂いは?あの美しい天井画を見上げたことが?ないだろう?」 ウィルの痛いところを鋭く突いた場面です。 ウィルは黙ります。 なぜ黙ったのか。 知らないからです。 本で得た知識以上のことを持っていないから言えない。 続けて、 「愛の話をすれば、愛の詩を暗唱する。 けれど、自分をさらけ出した女を見たことは?君のために現れた天使。 君を地獄から救い出す。 君も彼女の天使になって彼女に永遠の愛を注ぐ。 どんなときも、ガンに倒れても……。 自分を愛するよりも強い愛で愛した誰かを失う。 君はその悲しみと愛を知らない」 ウィルが得意気にショーンの弱点を突き、攻撃的に貶したことを静かに責めます。 それでも彼は分からないかもしれない。 逆転した言葉を使って諭します。 「君は孤児だろ。 僕がこう言ったら?君の苦しみはよくわかる。 オリバー・ツイストを読んだから。 どういう気がする?」 ウィルは完全に黙ってしまいます。 自分の苦しみは孤児のオリバーと同じじゃないと思えばなおさら。 「君から学ぶことは何もない。 本に書いてある。 君自身の話なら喜んで聞こう。 それは嫌なんだろ?君はそれが怖い」 彼の弱点、自分の過去を話せと真正面からぶつかる。 そして「後は君次第だ」と突き放して、ショーンは去っていきます。 このシーンは、特別大きな過去を持っていない現代の私たちにも響きますよね。 情報が溢れ、知った気になって、自分は行動せず、小さな世界から傍観するだけ。 そのくせ、知らない世界についてはやたら攻撃的。 人生は、あなた次第でどうだって変わるし、世界は受け入れる用意があるんだから、後はあなたが行動しろよ、ということです。 その後、ウィルは、スカイラーをデートに誘うという行動に出る。 変化の兆しが徐々にでるきっかけになった。 裏返せば、ショーンを信じてもいいかなと思い始めた重要なシーンです。 名言の後に、行動が伴うから印象的になる。 また、こんな言葉も若者には響くのではないだろうか。 「就職などどうでもいい。 君は好きな道を選べるんだ。 何をしたい?」 「本当は何がしたいんだ?」 「簡単な質問に答えられない。 答えを知らないんだ」 自分が何をしたいのかを知らないのに、どうやって人に自分を理解されると思ってんの、ということです。 本当の自分はこんなもんじゃない。 誰か私を見つけてくれと、若い頃は安易に考えますが、何かを得た人というのは、明確に欲しい物を知っています。 そして得るときに、捨てることもできるんです。 ウィルもそうですが、現状は捨てたくない、でも何かを得たい。 その場に座っていながら、ただ恵んでもらおうとしても、誰もくれません。 そこでまた出てくるのが、彼の弱点、仲間です。 そしてチャッキーとのあのレンガ積みの休憩中の名シーンが生まれた。 ウィル「俺は一生ここで働いたって平気だぜ」 チャッキー「親友だからハッキリ言う。 20年経って、お前がここに住んでたら、俺はお前をぶっ殺してやる。 これはマジだ」 ウィル「なに言ってんの?」 チャッキー「俺が50になって、工事現場で働いててもいい。 だがお前は宝くじの当たり券を持っていて、それを現金化する勇気がないんだ。 お前以外の皆はその券を欲しいと思ってる。 それをムダにするなんて許せない」 (ウィル、黙る) チャッキー「俺はこう思ってる。 毎日、お前を迎えに行き、酒を飲んでバカ話、それも楽しい。 でも一番のスリルは、車を降りて、お前んちの玄関に行く10秒間。 ノックしてもお前は出てこない。 何の挨拶もなく、お前は消えてる。 そうなればいい」 (ウィルは完全に黙ってしまう) なぜなら、ただバカができる友達とだけしか思っていなかったのに、実はすごく自分のことを考えてくれていた友達だと知ったからだ。 ウィルは、この期に及んでまだ自分のことしか考えていないと気づいた。 自分は、自分以上のことを考えられない人間に呆然としてるんです。 そして、ウィルのために、ショーンとランボー教授が言い合うのを目撃し、あのスーパー涙が出るラストにつながる。 ウィルは、真の愛、友情、信頼を手に入れて、まだ頼りない勇気で走りだす、未熟な大人のメタファーであるオンボロ車で、愛する人のもとへ旅立った。 グッド・ウィル・ハンティングは、基本的な3幕構成で書かれています。 勉強になるので、何度も復習するといいです。

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映画「グッド・ウィル・ハンティング」から、人生の支えになってくれるような名言を紹介(焼き肉好きな人の目線多め)

グッド ウィル ハンティング 名言

グッド・ウィル・ハンティングの心に刺さった名言 「君のせいじゃない」 昔観た映画って今観ると印象が全然違うって事がありますよね、過去の自分より人生の経験値が増えているので 考え方や捉え方・感じ方が全然違うって事。 もしくは、当時はよくわからなかったけど大人になってから観るとわかるって事もあると思います。 ワタシも「懐かしいなぁ」なんて思って観てみたら当時なにも感じなかったシーンで青天の霹靂がある事がしばしば。 今回はそんな 大人になってからもう一度観たい映画「グッド・ウィル・ハンティング」をご紹介します! もともと名作ですが、疲弊した現代の社会人にはかなりグッと来る内容です。 一度も観たことがなかったらぜひこの機会に観てみてね! 目次• 改めて映画のあらすじ マット・デイモン演じる スラム育ちのトラウマを抱える天才青年「ウィル・ハンティング」と、 ロビン・ウィルアムズ演じる 妻に先立たれた失意から抜け出せない心理学者「ショーン」のヒューマンドラマ。 なんと脚本はマット・デイモン本人です。 ウィルは 数学に関して天才的な頭脳を持っているのですが、学生ではなく大学の清掃員。 学校の廊下に書かれていた数学の超難問をサラっと解いてしまうところから物語はスタートします。 ウィルの才能に気付いた数学教授のランボーは彼の才能を開花させようとウィルに近づくのですが、スラム育ちのウィルは結構な破天荒。 鑑別所を往復しているようなバッドボーイです。 なんとか鑑別所送りを免れるよう手配し、その条件としてランボー教授はウィルに 2つの課題を出します。 1つは 一緒に数学を研究する事 2つは 更生のためカウンセリングを受ける事 1つ目は面白いからいいのですが、2つ目は全然乗り気じゃないウィル。 実際にカウンセリングを受けてもウィルにその気がないので何人もカウンセラーは匙を投げてしまう始末。 そこで、ランボー教授の旧友ショーンに白羽の矢が立ちます。 ここからが見直したいポイント! 全体を通してもやはり素晴らしい映画なのですが、ここからが 大人になってから見直したいポイントです! ショーンと初めて会った際、ウィルはショーンの描いた絵を見て逆に診断を始めます。 そしてショーンの奥さんが亡くなっている事を知らないので、最終的に奥さんの悪口を言ってからかい始めてしまうんですね。 しかしここがまずかった。 ショーンは奥さんがいない失意の中にあるので、ガチギレ。 「次に妻をバカにしたら冗談抜きに殺す」と。 目がマジです。 この後、ショーンも匙を投げてしまうかと思うのですが、ショーンも思うところがありカウンセリングはその日以降も続きます。 そして、実は幼いころ父親から虐待を受けていたウィルと、失意の中にあるショーンが お互いの傷を通して理解し合い、ウィルが成長していく物語になっています。 この二人の会話、どこを取っても感慨深い内容なのですが、 ショーンの言葉で 大人になってから観るとスゴく心に刺さるシーンがあるんです。 「君のせいじゃない」 自身が受けた虐待に関して、ショーンが何度も繰り返す言葉 「君のせいじゃない」 虐待を受けた子どもは、「自分が悪いから虐待を受ける」と無意識に思い、その考えが次第に刷り込まれてしまうといいます。 ですが、これは虐待に限らず、 理不尽な攻撃を受けて自尊心を無くしてしまう一般人にも同じことが言えるとワタシは思います。 社会に出ても八つ当たりやいじめと言った理不尽な攻撃は誰だって目にした事はあるはず。 ですが、周りの人や評価は どんなに理不尽な状態でも「君にも悪いところはある」と言われてしまう事が多く、自分でもそう思い込んで刷り込んでしまいますよね。 そんな時に 「君のせいじゃない」「君は悪くない」と真剣に伝えられた 許される言葉にどれだけ救われるか。 大人になった今だから響く言葉だと思います。 ウィルと状況は違えど、大人になった今心に刺さる一言でした。 まとめ 大人になってからもう一度観たい映画「グッド・ウィル・ハンティング」のご紹介でした! 今回はショーンの言葉をピックアップしましたが、 友達との関係やパートナーとの付き合い方といった側面を取っても、とても大事に描かれているので諸々の事情で「気持ちが疲れてしまった社会人」の方には特にオススメできる映画です! 新しい映画も良いですが、たまには昔観た映画を見直すのも新たな発見ができると思います! ちなみにワタシは今回の映画も含めHuluでよく映画を観ています。 「アカデミー賞特集」や 「劇場公開関連作品」など押さえておきたい名作映画が揃っているので、 名作を観たい人にはオススメ。 ただし配信期限もあるのでそこだけ注意。

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