レシピ 著作 権。 ブログを書く時に気をつけよう!著作権に関する知識について

【弁護士が回答】「著作権 レシピ」の相談42件

レシピ 著作 権

「Thinkstock」より 1999年のサービス開始から16年が経過し、月間の利用者数は5251万人(今年3月実績)を誇る日本最大級の料理サイト「 クックパッド」(前身サイトである「kitchen@coin」は98年にサービス開始)。 冷蔵庫の余り食材をどう使おうかと悩む人から、たまの自炊にチャレンジする人まで、簡単にレシピを検索できる点や、自分のつくったレシピを手軽に公開できるという点が人気を呼び、一度は閲覧したことのある人も多いだろう。 しかし、 料理研究家や料理専門メディア、プロの料理人などいわゆる料理業界関係者の間では、「プロやメディアが公開したレシピを、一般人が盗作してあたかも自分で開発したかのように掲載している例があまりに多い」という声も大きい。 過去には、クックパッドに掲載されたお菓子レシピをまとめた書籍に、有名菓子メーカーのHPに掲載されたレシピがそのまま載っていたと話題になったこともある。 こういった点から「クックパッドは著作権侵害だらけ。 それによって収益をあげている運営会社にも問題がある」(料理研究家)という見方すら上がっているのだ。 実際にクックパッド上で『キユーピー3分クッキング』『男子ごはん』などのテレビの料理番組名や、「平野レミ」「コウケンテツ」など人気料理研究家の名前で検索をしてみると、「少しアレンジしてみました」とするものから、「覚え書き」ということでまったく同じレシピを掲載している、明らかに「パクリ」と受け止められるものまで存在する。 クックパッドでは利用規約を定めており、その「第15条 禁止事項」の第1項には「(1) 当社、他の利用者もしくはその他の第三者の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為」と書かれている。 また、「MYキッチンご利用ガイドライン」というレシピ投稿者向けのガイドラインにおいても「『そのまま紹介したい』場合は、ご本人の許可を得る」と書かれている。 レシピと著作権 こうした状態は、法的に問題があるのであろうか。 弁護士法人AVANCE LEGAL GROUP LPC執行役で弁護士の山岸純氏と、同法人弁護士の榎本啓祐氏は、次のように解説する。 「著作権法で保護される著作物とは、『思想や感情』の創作的な表現とされています。 アイデアや新しい発想といったものは、個人の頭の中にある考えである限り表現されたものではないため、保護の対象ではありません。 したがって、料理の材料や調理の方法といったレシピ自体も、それが頭の中にある限り、表現には当たりません。 『調理の方法自体はアイデアであったとしても、それがレシピとして文字で外部に表されれば表現ではないか』と思われるかもしれません。

次の

料理のレシピに著作権はない

レシピ 著作 権

結論は、記事中の「運営元がこれ(他人のレシピを勝手に投稿する行為)を放置しても、モラルの問題は別として、法律違反を問われる可能性は低いと思われます」という弁護士先生のコメントどおりです。 著作権法の大原則は「表現は保護するがアイデアそのものは保護しない」なので、レシピというアイデアそのものが保護されないのはいたしかたありません。 では、著作権法を改正して、レシピというアイデアそのものも保護できるようにすればよいかというとそういうわけにもいきません。 たとえば、カツカレーの起源は諸説ありますが、プロ野球選手の千葉茂氏が1948年に発案した説があります()。 この説が正しいとすると、千葉氏は2002年に亡くなっていますので、もし著作権法でレシピそのものが保護されるとするならば、2052年まではカツカレーの作り方を公開したり、カツカレーを販売したりするために千葉氏の遺族の許可が必要となってしまいます。 さすがにこれは問題でしょう。 法律によるアイデアそのものの保護はかなり限定的に行なうことが必要ですが著作権による保護は強力すぎます。 一方、特許法はアイデアそのものを保護する法律ですが、対象を技術的アイデア(発明)に絞り、(著作権法とは異なり)審査により新規性・進歩性等の要件が満足されていると判断された場合のみに権利を付与し、保護期間も20年にするという限定的保護になっています。 では、料理レシピを特許で保護することは可能でしょうか?反復可能で明確に定義された技術的方法であり、かつ、進歩性・新規性が満足されれば特許で保護され得ます。 食品会社が工場で大量生産するようなレベルでなく、料理人がキッチンで作るような料理でも特許化できます。 この例としては、渋谷にもあるカレー屋いんでぃらによる(私もたまに急に食べたくなる)「えびめし」のソースの製法特許(第2894982号)(現在は年金不能により権利消滅)、おからこんにゃくの製法特許(第3498087号)等があります。 おからこんにゃく特許のクレームは以下のようになっています(これくらいシンプルでも新規性・進歩性があれば特許化は可能です)。 【請求項1】 こんにゃく粉を湯でゼリー状にまで混和し、これに生卵とおからを混和し、水酸化カルシウムをぬるま湯に溶解したアルカリ液を上記混和物に混和し凝固成型し、これを適宜に切り分け、加熱して残余のアルカリ分を除去し食肉感を与えたことを特徴とする食材の製法。 ただし、特許権は実施を専有できる権利なので、レシピの公開には権利は及びません(むしろ、アイデアの公開を促進することが特許制度の本質です。 )したがって、冒頭記事にあるような他人のレシピを勝手に投稿するというケースに対しては特許権は無力です。 また、特許権の効力は「業として」の実施にしか及びませんので、家庭で作る行為は差し止められません(家でおからこんにゃんくを自作する分には特許権を侵害することはありません)。 あくまでも他のレストランや食品工場での調理(生産)や料理の販売等を差し止められるだけです。 いろいろ限界はありますがレシピを他人(他社)に絶対真似されたくない場合には、特許取得も検討に値するケースはあるでしょう。 #今月からやや深掘りした特許分析を有料記事として書いていくことにしました。 日米の情報通信技術関係の興味深い特許(特にGAFAによるもの)を、権利範囲の分析まで含めて書いていきます。 商標、著作権関係、および、その他小ネタ系の記事は今までどおり無料記事として書いていきます。 第1回目は、アップルによるコンピューテイングデバイスの筐体に関するです。 この記事は下の「サンプル記事」のリンクから全文読めます。 米国以外の出願は確認できていません(優先日が2018年9月16日であることから、よほど早期に登録されない限り、公開はまだ先になります)。 発明のポイント iPhone Maniaが本特許について触れている記事「」を見ると、スマホ向けのケースの発明のように見えますが、後付けケースの発明ではなく、スマホ、タブレット、ラップトップコンピューター等が本来持つ筐体(ハウジング)に関する発明です。 なお、明細書を通じて「コンピューティング・デバイス」という括りで記載されており、スマホやタブレットだけでなくラップトップにも応用可能です(むしろラップトップの方が適用しやすい気がします)。 ポイントはタイトル画像図に示すように、ディスプレイ(104)と縁部分(103)を分離してヒンジにより可動にし、プロセッサ、メモリ、バッテリー等の本体部品を縁部分の内部(103)に収納することにあります。 これによって、別途スタンドなしでスマホやタブレットを立てて使用可能になります。 他の実施例として、別のスタンド形態が開示されています。 縁部分にプロジェクターとセンサーを設けることで仮想キーボードを縁内に表示するアイデアも開示されています。 また、ちょっとした工夫としてペンを縁部分に内蔵するアイデアも開示されています。 権利範囲 クレーム1の内容は以下のとおりです(仮翻訳は栗原による): 1. A computing device, comprising: a peripheral housing defining a through-aperture and an internal housing volume; a display disposed within the through-aperture and moveably attached to the peripheral housing; and a battery, a processor, and memory disposed entirely within the internal housing volume. 請求項1 貫通した開口部と内部筐体収納部を有する縁型筐体と、 前記貫通した開口部内に設けられ、前記縁型筐体に可動に接続されたディスプレイと、 全体が前記内部筐体収納部に収納されているバッテリーとプロセッサとメモリーとを 含むコンピューティング・デバイス。 なお、当然ですが、特許を取得したからと言って、必ず製品化がされるとは限りません。 特にスマホにおいて縁部分にバッテリーとプロセッサとメモリーを全部収納するのは実装上の困難が伴いそうです。 しかし、この発明はシンプルな構造の割には利便性が高そうな気がします。 現在、撮影等でスマホを立てておきたいケースは多いですが、スマホにスタンド機能を常備しようと思うと、スタンドケース的なものを使うか、スマホリング的な分厚い物を背面に貼り付けるなどのあまりエレガントでないソリューションが必要になってしまいますが、そういった問題を解決できる点でアップル好みと言えるかもしれません。

次の

クックパッドレシピの著作権について

レシピ 著作 権

料理のレシピに著作権はあるの? 料理のレシピは著作権を主張できないと言われています。 正直、著作権の問題は基準や線引きが難しく、条件などによって似たようなケースでも合法か違法か法律家の人でも意見が別れるので確実ではないということは前提にありますが。 なぜ料理のレシピに著作権がないと考えられているのかは全く同じ味を再現することはできないからだと考えられていますよ。 例えば一流ホテルで働くプロの料理人が作る料理のレシピに書かれている材料に鶏肉と書かれていたとしても、その鶏肉はスーパーで販売しているものではなく取引先と直接交渉して仕入れているブランド鶏を使用しているかもしれません。 また、鶏がらスープと書かれていても粉末のものもあれば、鶏を何時間も煮込んでできたものとでは違います。 1つの材料に込められている手間や時間はレシピには載せられていないので全く同じ味は再現できないというわけですね。 仮に、食材について細かく記載され、煮込み時間なども同じにしても、料理人が違えば微妙な差は生まれてきます。 プロレベルになるとその日の気温や湿度によって調理方法や調理時間を変えるとも言われていますので、全く同じ味は本人でさえも再現できないこともあるかもしれませんね。 著作権を主張できるのはオリジナルと全く同じものというのが前提にあるので、料理のレシピに著作権を主張できないのだと言われているのですね。 レシピはメモと同じ? レシピはもともと調理手順や配合などをメモにしたもので、処方箋のようなものでした。 食材や調味料の配分など事実の記録にすぎないものは天気の記録と同じようなもので、著作権の対象とはならないようですよ。 ただし、毎日の天気の記録であっても、地域や年毎ごとに比較すると著作権が発生するとも考えられています。 これは表現方法によっては著作権が発生するので、ただの記録にも著作権が発生することはあるということが理由のようです。 このあたりは基準が明確ではないので全員が納得するような答えや基準というのは導き出せないのかなと思います。 レシピ本の著作権には注意 レシピには著作権はありませんが、レシピ本には著作権があると考えられるので注意する必要があります。 レシピ本には写真や文章がかかれていて、それらを編集して出版していますが、そこに使われている画像や表現方法をそのままコピーしてしまうのは 本にある著作権の違反となってしまう可能性があるようですね。 この点について考えてみると、私がイメージしている料理のレシピというのはこういった書籍などで掲載されているものだったので、著作権がないと知った時に違和感があったのかなと思います。 レシピはあくまでもメモ書き的なもので、そこに表現方法 説明等 が加わるとレシピ本のような扱いになり著作権が生まれるのかなと。 権利や著作権の問題はやはり難しいですね。 本格的に知りたいのなら弁護士になるくらいの覚悟が必要だということを感じましたね。 まとめ 料理のレシピに著作権はないと一般的には言われていますよ。 レシピはあくまでもメモのようなもので、たとえまったく同じ材料を揃えたところで、料理人が違えばまったく同じものは作れないと考えられているからだと思います。 ただし、レシピ本のように表現方法が加わると著作権が発生することがあるので、ブログでレシピを紹介するといったときは全く同じものを掲載するだけのものというのは避けたほうがいいかもしれませんね。 条件次第で変わってくる法律 著作権のように権利などを守るのが法律の役目でもありますが、国によって法律は変わってきます。 例えば、アメリカではペットに遺産を相続させたという事例があるのですよ。 国によって文化は違うので、日本ではペットに遺産を相続することはできないとされています。 ところが、日本でも条件を満たせばペットに遺産相続をすることができることもあるのですよ。 条件次第で状況は変わってくるのですね。

次の