ささげ あんこ。 ささげ豆で自家製あんこの作り方

蒸し器で作る、赤飯の作り方/レシピ

ささげ あんこ

ささげは煮崩れしないため赤飯などに用いられるとの話なので,煮崩れしやすい普通小豆と対照実験をしてみます。 今回購入したささげは,岡山県産の「備中だるまささげ」です。 140gで745円。 別の店で中国産のささげが安く売られていましたが,せっかくなので購入してみました。 ちなみに小豆は150gで225円で,大納言でもこの小豆より少し高いぐらいです。 つまり,今回の小豆とささげでは,3. 5倍以上の価格差があることになり,国産の値段のみで比較すれば,普通小豆<大納言小豆<ささげとなるようです。 小豆です。 つやがある明るい赤です。 ささげです。 つやがなく,くすんだ赤で,目のふちが黒くなっています。 豆の端が少し角ばっていることから,漢字では「大角豆」と表記されます。 実験は,鍋にささげ(小豆)と水を入れ,時間を計測しながら茹で上がる状態をみるというもので,いずれの豆も,豆,水の量,火加減は同条件で行いました。 ささげ…まだ少し生。 かなり固い。 煮汁のにおいは小豆もささげも大して変わりはなく,茹でた色もほぼ一緒です。 ささげ…少し歯応え残るが,食べられる固さ。 豆の味もよく似ており,驚くほどの差はありませんでした。 ささげ…食べられるやわらかさになるが煮崩れはなし。 この時点でそれぞれ,火を止め,砂糖と水あめで甘みを加え,あんこを作りました。 さて,結果は… 小豆は,煮崩れが生じたこともあり,あんこに近いものができました。 一方のささげは…豆をつぶすのに力が入り,つぶせても,あんこ特有の粘りが十分に出ないのです。 もちろん,茹で時間や作り方にもよるでしょうが,ほぼ同条件でも,小豆は粘りがあり,ささげはパサパサして,単に「豆をつぶした」だけの状態になりました。 ここに有意な差がみられました。 (見た目はあんこだが,食感はパサパサで,小豆とは全く異なる) 十分な粘りが出ず,まとまらないならば,加工して和菓子を作ることが難しくなります。 そして何と言っても,大事なのが日本人の好むテクスチャ(食感)である「粘り」に欠けるということです。 海外の菓子で用いられる乳製品などの油脂を用いることのなかった日本人は,それに代わる粘り気(重厚さ)を,米や小豆に求めたのだと思います。 日本人の求める「粘り」を持った小豆に,「うまい」の語源となった「甘い」砂糖を組み合わせ,砂糖の作用で更に粘りのある小豆の「あんこ」が出来上がっているのです。 これに更に粘りのあるもち米を加えると,あん餅やおはぎなどが出来上がり,こうした菓子を日本人が好む理由も説明出来ます。 一方,お祝い事の赤飯などには,小豆では皮が破れ,切腹につながると連想されることから,関東を中心にささげが用いられています。 ただ,この場合でも,もち米自体に粘りがあることから,やはり「粘り」のテクスチャは日本の食文化にとって重要な要素であることには間違いないでしょう。 結論は,ささげは煮崩れしにくい特徴を生かし,赤飯などの料理として,小豆は煮崩れして粘りが出る特徴を生かし,お菓子として,それぞれ用いるのが,最適な使い方だということです。 で述べた結論とは逆に,インターネットでささげのレシピを検索してみると,料理のおかずばかり紹介されています。 見た目はよく似ているのに,用途はかなり違うことがレシピでも立証されていることがよく理解できます。 うふふ 様 コメントいただき,ありがとうございます。 ささげでぜんざい作られたのですね(笑)。 汁の色はある程度小豆色になったと思いますが,味,食感,香り,ツヤなどは小豆とは異なっていたのではないかと思います。 茹でると煮崩れして粘りが出る小豆は主にお菓子向け,煮崩れせず粘りも少ないささげは(ほかの豆と同様)主に料理向けと,それぞれの特徴を生かして徐々にすみ分けができてきたのでしょうね。 そう考えると,大豆の場合も同様に,まだ青い豆(枝豆)の時は砕くと粘りが出るため,砂糖を混ぜて「ずんだあん」が作られますが,成熟した大豆となると茹でて砕いてもあまり粘りが出ないため,主に料理に使われ,お菓子のあんにされることはあまりないのだと説明できるように思います。 勉強になったのは,私の記事によるものではなく,実際に御自分で作り,味わってみられたからですよ! ささげの研究にささげられた熱意に心から敬意を表します。 投稿:.

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小豆の香りと甘みにハマる人が続出! 短期熟成「小豆味噌」

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小豆と金時豆の違いは? まずは小豆と金時豆の違いから見てみましょう! 結論から言えば、両者は全然違う種類なんです。 小豆はササゲ属ですが、 金時豆はインゲンマメ属でインゲン豆の一種。 ちなみに似たような豆として ささげというのもあります。 ささげは漢字で書くと 大角豆。 もちろん、これも ササゲ属ですね。 見た目は正直なところそんなに大きな違いはありません。 あえていうなら ささげはへその周りの黒い輪模様が特徴ですかね。 大きさは少し違っていて、 「金時豆>ささげ>小豆」です。 スポンサードリンク 使い道はどうでしょうか? 小豆は言わずと知れたあんの原料。 おはぎ、おまんじゅうなど幅広いものに使われますよね。 金時豆は煮豆用。 甘納豆の原料としても知られています。 ささげは赤飯に入れますね。 小豆を入れるところもありますが、 江戸時代の頃から武士の間では 赤飯にはささげを入れていました。 小豆は煮ると皮が破れやすいので、 切腹に通じるとされたんですね。 だから、煮ても皮が破れないささげを使ったんです。 小豆を金時という理由は? 続いて小豆を金時と言っている理由についてです。 金時豆にしても 金時にしても由来は あの 坂田金時です。 大人になった金太郎のことですね。 金太郎のトレードマークがあの赤ら顔。 そういうこともあり、 昔から赤い顔をしている人のことを金時と言っていました。 それが豆にも適用され、金時豆が生まれたわけですね。 実は、 金時あんというのはもともとあって、 金時豆で作ったあんをそう言っていました。 それが、 いつの間にやら小豆でできたあんも 金時と呼ばれるようになったのです。 まとめ それではまとめておきましょう! 小豆と金時豆は別の種類の豆。 小豆はササゲ属、金時豆はインゲンマメ属です。 その他にも小豆に似た豆としてささげがあります。 小豆を金時というのはもともと、 金時豆のあんを金時あんと言っていたのが、 小豆のあんもそう言われるようになりました。 ちなみに大納言はどうなんでしょうか? こちらは小豆の一種で大きめの小豆ですね。 小豆の最高級品ですよね。 英語で小豆は red bean、 金時豆は red kidney beanです。 英語でも微妙な違いがあるんですね! -.

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ささげ

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ささげは煮崩れしないため赤飯などに用いられるとの話なので,煮崩れしやすい普通小豆と対照実験をしてみます。 今回購入したささげは,岡山県産の「備中だるまささげ」です。 140gで745円。 別の店で中国産のささげが安く売られていましたが,せっかくなので購入してみました。 ちなみに小豆は150gで225円で,大納言でもこの小豆より少し高いぐらいです。 つまり,今回の小豆とささげでは,3. 5倍以上の価格差があることになり,国産の値段のみで比較すれば,普通小豆<大納言小豆<ささげとなるようです。 小豆です。 つやがある明るい赤です。 ささげです。 つやがなく,くすんだ赤で,目のふちが黒くなっています。 豆の端が少し角ばっていることから,漢字では「大角豆」と表記されます。 実験は,鍋にささげ(小豆)と水を入れ,時間を計測しながら茹で上がる状態をみるというもので,いずれの豆も,豆,水の量,火加減は同条件で行いました。 ささげ…まだ少し生。 かなり固い。 煮汁のにおいは小豆もささげも大して変わりはなく,茹でた色もほぼ一緒です。 ささげ…少し歯応え残るが,食べられる固さ。 豆の味もよく似ており,驚くほどの差はありませんでした。 ささげ…食べられるやわらかさになるが煮崩れはなし。 この時点でそれぞれ,火を止め,砂糖と水あめで甘みを加え,あんこを作りました。 さて,結果は… 小豆は,煮崩れが生じたこともあり,あんこに近いものができました。 一方のささげは…豆をつぶすのに力が入り,つぶせても,あんこ特有の粘りが十分に出ないのです。 もちろん,茹で時間や作り方にもよるでしょうが,ほぼ同条件でも,小豆は粘りがあり,ささげはパサパサして,単に「豆をつぶした」だけの状態になりました。 ここに有意な差がみられました。 (見た目はあんこだが,食感はパサパサで,小豆とは全く異なる) 十分な粘りが出ず,まとまらないならば,加工して和菓子を作ることが難しくなります。 そして何と言っても,大事なのが日本人の好むテクスチャ(食感)である「粘り」に欠けるということです。 海外の菓子で用いられる乳製品などの油脂を用いることのなかった日本人は,それに代わる粘り気(重厚さ)を,米や小豆に求めたのだと思います。 日本人の求める「粘り」を持った小豆に,「うまい」の語源となった「甘い」砂糖を組み合わせ,砂糖の作用で更に粘りのある小豆の「あんこ」が出来上がっているのです。 これに更に粘りのあるもち米を加えると,あん餅やおはぎなどが出来上がり,こうした菓子を日本人が好む理由も説明出来ます。 一方,お祝い事の赤飯などには,小豆では皮が破れ,切腹につながると連想されることから,関東を中心にささげが用いられています。 ただ,この場合でも,もち米自体に粘りがあることから,やはり「粘り」のテクスチャは日本の食文化にとって重要な要素であることには間違いないでしょう。 結論は,ささげは煮崩れしにくい特徴を生かし,赤飯などの料理として,小豆は煮崩れして粘りが出る特徴を生かし,お菓子として,それぞれ用いるのが,最適な使い方だということです。 で述べた結論とは逆に,インターネットでささげのレシピを検索してみると,料理のおかずばかり紹介されています。 見た目はよく似ているのに,用途はかなり違うことがレシピでも立証されていることがよく理解できます。 うふふ 様 コメントいただき,ありがとうございます。 ささげでぜんざい作られたのですね(笑)。 汁の色はある程度小豆色になったと思いますが,味,食感,香り,ツヤなどは小豆とは異なっていたのではないかと思います。 茹でると煮崩れして粘りが出る小豆は主にお菓子向け,煮崩れせず粘りも少ないささげは(ほかの豆と同様)主に料理向けと,それぞれの特徴を生かして徐々にすみ分けができてきたのでしょうね。 そう考えると,大豆の場合も同様に,まだ青い豆(枝豆)の時は砕くと粘りが出るため,砂糖を混ぜて「ずんだあん」が作られますが,成熟した大豆となると茹でて砕いてもあまり粘りが出ないため,主に料理に使われ,お菓子のあんにされることはあまりないのだと説明できるように思います。 勉強になったのは,私の記事によるものではなく,実際に御自分で作り,味わってみられたからですよ! ささげの研究にささげられた熱意に心から敬意を表します。 投稿:.

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