ウェブ リー フォス ベリー。 オートマチックリボルバー

オートマチックリボルバー

ウェブ リー フォス ベリー

ウェブリー・フォスベリーは通常のリボルバーとは若干構造が異なり、発射の反動によって自動的にハンマーを起こしシリンダーを回転させることからセルフ・コッキング・リボルバーとも呼ばれます。 1896年にイギリスのG. フォスベリー大佐によって開発され特許が取得された銃で、フォスベリー大佐本人も所持していました。 口径は. 455口径(実際には、. 441インチ)です。 構造は非常に珍しいもので、発射の反動によってバレルやシリンダーまわりが後退します。 シリンダーにはジグザグの溝が彫られており、この溝が銃のフレーム部分と接しています。 ウェブリー・フォスベリーはリボルバーでありながらオートマチックと同様の動作をすることで常にシングル・アクションでの射撃が可能となっており、速射が容易にできます。 ところが、銃本体質量の大半が素早く後退するため、そのリコイルは増大され、反動の強い銃となりました。 また、しっかりと銃を保持しなければ確実な作動が行われず、常に不安定な作動に悩まされ、ユニークな構造ながらメリットの見られないリボルバーです。 陸上で使用するにはシリンダーのジグザグ溝に泥が付いただけでジャム(作動不良)が起きるため、主にイギリス王室空軍パイロットに支給されました。 空軍ではシングル・アクションの利点を活かしてコックピットから敵航空機を狙うために使用されましたが、結果として目的は達成されず失敗に終わっています。

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ウェブ リー フォス ベリー

ウェブリー Mk VI リボルバー Webley Mk VI Revolver 種類 軍用 原開発国 運用史 配備期間 1887年 - 1963年 関連戦争・紛争 、、、など 開発史 開発者 () 開発期間 1887年 製造業者 ウェブリー・アンド・スコット、 製造期間 1887年 - 1923年 製造数 約125,000丁 諸元 重量 1. 1887年から1963年まで、本国と植民地を含むおよび諸国における標準的な軍用拳銃であった。 ウェブリー・リボルバーは自動排莢装置を備えた中折れ回転式拳銃である。 最初のモデルである ウェブリー Mk Iは1887年に採用された。 その後、1899年から1902年まで続いたの最中には改良型の ウェブリー Mk IVが採用されている。 そして、最も有名なのが只中の1915年に採用された ウェブリー Mk VIである。 ウェブリー・リボルバーが使用する ()は、官給拳銃として採用された中折れ回転式拳銃用の銃弾としては特に強力なものとして知られる。 現在、. 455ウェブリー弾を使用するウェブリー・リボルバーは使用されていないが、 ()を使用するモデルは現在でも一部の国で警察や軍隊の官給拳銃として使用されている。 歴史 [ ] 英国の企業である ()社では、19世紀中頃から20世紀末にかけて様々な回転式拳銃を開発・製造してきた。 また、同社は米国社製の回転式拳銃をライセンス生産しており、これを参考にした新設計の製品もいくつか発表している。 こんにち、一般に「ウェブリー・リボルバー」として知られている中折れ回転式拳銃の原型は、1870年代に開発・生産されたシリーズに見られる。 初期のシリーズの代表的な製品としてはウェブリー・プライス(Webley-Pryse, 1877年発表)およびウェブリー・カウフマン(Webley-Kaufman, 1881年発表)が挙げられる。 1885年から1900年代初頭まで生産されていたウェブリー・ガバメント Webley-Government, W. G と呼ばれるシリーズは. 476ないし. 455口径弾を使用し、当時の民生市場における中折れ回転式拳銃として最も人気があったほか、英陸軍将校用の官給拳銃としても調達された。 しかし、当時はウェブリーRICや ()など、持ち運びが容易な短銃身のソリッドフレーム型回転式拳銃の方が一般的であった。 1887年、英陸軍では1880年に採用されたものの評判の芳しくない. 476口径エンフィールドMk IおよびMk II回転式拳銃に代わる新たな制式拳銃の選定に着手した。 当時、ウェブリー・アンド・スコットは民生・軍用共に多くの拳銃を発表しており、この新制式拳銃の選定に関するトライアルにも新型の. 455口径自動排莢式リボルバーを提出している。 軍部ではこの拳銃が概ね好評で、1887年11月8日には制式名称 ウェブリーMk Iピストル Pistol, Webley, Mk I として採用された。 また、8ヵ月間に少なくとも2,000丁の納品が求められていた。 その後、ウェブリー・リボルバー改良を重ねつつ生産が続けられた。 最終モデルであるMk VIの調達期間は1915年から1923年までであった。 1947年までにほとんどの. 455口径モデルは退役し、エンフィールド・リボルバーなどと共に少数残されていた. 民生市場向けにはウェブリー・ガバメントやウェブリー・ウィルキンソンなどのシリーズが販売され、将校の中にはウェブリー・リボルバーの退役後もこれらを個人的に購入して使用する者が少なくなかったという。 第二次世界大戦期に調達されたMk IIリボルバー用. 380弾の紙箱 官給拳銃として [ ] ボーア戦争 [ ]. 455口径のウェブリーMk IVは1899年に発表されたモデルで、「モデル」 Boer War Model の通称でも知られる。 ボーア戦争勃発の折、英軍の将校および下士官の大多数がこのウェブリー・リボルバーを購入して戦地へと赴いた。 また、ウェブリー以外にも様々な拳銃が使用されていた。 例えば当時記者として従軍していたも使用した、 ()の初期モデル、 ()や ()などが設計した中折れ回転式拳銃などが使われた。 第一次世界大戦 [ ] 勃発を受け、1913年12月9日にはウェブリーMk Vが英軍の標準拳銃として採用されるが 、軍が要求していたMk Vの初期調達数20,000丁が開戦の時点で達成されていなかった為 、1914年の段階でも大量のウェブリーMk IVが前線で使用されていた。 1915年5月24日、新型のウェブリー Mk VIが の標準的な補助火器として採用され、第一次世界大戦を通じて将校および下士官、航空機乗員、水兵、海軍臨検班、塹壕攻撃班、機関銃班、戦車兵など、様々な兵科で装備されるようになる。 ウェブリーMk VIは非常に頑丈かつ信頼性が高く、泥汚れにも強かった為に塹壕戦では特に重宝された。 また、フランス製銃剣に加工を加えたウェブリーMk VI用銃剣 や、専用スピードローダー 、的な運用を想定した銃床などの付属品も開発されている。 第二次世界大戦 [ ] 勃発時、英軍の標準拳銃は. しかし、その後の深刻な拳銃不足の折にはエンフィールド・リボルバー以外にも様々な拳銃が現場の判断で使用され、また後には公的に制式採用された。 その中には. 445口径のウェブリーMk VIも含まれていた。 第二次世界大戦後 [ ]. 455口径のウェブリーMk VIと. 新式の拳銃弾は大戦の影響で大幅に不足していた一方、エンフィールドやウェブリーなどの旧式拳銃用の銃弾は使用されず大量の在庫があったことも、これらの拳銃が長らく使用される事になった一因であるという。 少なくとも1963年まで、Mk IVリボルバーからピストルへの完全な更新は達成されず、、、 ()、などで使用された。 また多くのエンフィールド No2 Mk Iは少なくとも1970年末までイギリス軍で使用されていたという。 警察用拳銃として [ ] やでは、1930年代に. シンガポール警察で採用されたモデルには、一般的な回転式拳銃には見られない安全装置が取り付けられていた。 これは1970年頃まで使用されていたが、以後は消耗が目立ち始めた為、徐々に. 38口径のに置換されていった。 や植民地警察では第二次世界大戦の終結頃までウェブリー・リボルバーを採用していた。 現在、警察官にこれらのウェブリー・リボルバーが支給されることはないが、未だに予備の装備として武器庫に保管されているとされる。 インドの () Ordnance Factories Board, OFB では、未だに. 380口径のMk IIの銃弾 、 ()として知られるウェブリーMk IVの短銃身モデルを製造している。 455口径ウェブリー・リボルバーについて [ ] 1887年から第一次世界大戦の終結までに、イギリス軍は6種類の. 455口径ウェブリー・リボルバーを採用した。 Mk I - 1887年11月8日に採用された最初期のモデル。 4インチ(100mm)銃身と「鳥の嘴」 bird's beak 型と呼ばれる形状のグリップを備える。 Mk II - 1895年5月21日に採用されたモデル。 4インチ銃身を備える。 Mk Iと大きな差はないが、グリップやハンマーの形状が変更され、焼入鋼のブラストシールドが追加された。 Mk III - 1897年10月5日に採用されたモデル。 シリンダーのカム部に改良が加えられた。 少数のみ調達され、多くは海軍に支給された。 Mk IV - 1899年7月21日に採用されたモデル。 4インチ銃身を備える。 「ボーア戦争モデル」と通称される。 より高品質な鉄鋼を使用して高い強度を確保し、伴ってシリンダ軸の固定部などの形状が変更され、ブラストシールドも再設計された。 Mk V - 1913年12月9日に採用されたモデル。 Mk IVと大きな差はないが、無煙火薬弾を使用する為にシリンダーの幅が0. 12インチ(3. 0mm)拡張されている。 4インチ銃身モデルのほか、1915年には5インチ(130mm)および6インチ(150mm)のモデルも設計された。 Mk VI - 1915年5月24日に採用されたモデル。 Mk Vと大きな差はないが、グリップの「ターゲット」 target 型と呼ばれる形状に改められ、標準的に6インチの銃身を備えた。 また1921年から1926年にかけて、 Pistol, Revolver, Webley, No. 1 Mk VIの名称でエンフィールド造兵廠でも製造された。 ウェブリーMk IV. 455口径拳銃は近代的な戦争において大口径過ぎると判断し、より小口径の拳銃弾の採用を計画した。 そして複数回の試験とトライアルの結果、. 38口径でも200グレイン(13g)の弾頭を使用すれば従来の. 455口径弾とおおむね同程度の威力とストッピングパワーが期待できるとされた。 これを受けて、ウェブリー・アンド・スコット社では ()仕様のウェブリーMk IVの設計を当局に提出した。 このモデルは民生・警察用に販売されていた. 38口径Mk IIIリボルバーを改良したもので、いくらかのスケールダウンは行われていたものの従来のウェブリーMk IVとほとんど同じ形をしていた。 しかし、英政府はの設計を採用した。 この銃はウェブリー製の. 38-200仕様Mk IVリボルバーと外見上非常に類似していたものの、部品の互換性は一切なかった。 この銃は間もなくの名称が与えられ、1932年に採用された。 ウェブリー・アンド・スコット社はこれがエンフィールド造兵廠による盗作であるとして英政府を提訴し、この回転式拳銃の研究開発に掛かった費用2,250ポンドを保証するように求めた。 エンフィールド側は異議を唱えたものの、ウェブリー・アンド・スコット社の支援を受けたH・C・ボーイズ大尉(の設計者)によって設計されたものであった事が記録から明らかになり、エンフィールド側はウェブリー・アンド・スコット社側の設計者2名にそれぞれ1,250ポンドずつを支払うこととなった。 また、エンフィールド造兵廠では軍の要求に答えられるだけのNo. 2リボルバーを製造できないことが明らかになった為、第二次世界大戦ではウェブリーMk IVも共に使用されることとなった。 その他の有名なウェブリー・リボルバー [ ] イギリスおよびイギリス連邦諸国の軍用官給拳銃として採用された自動排莢装置付中折れ式回転式拳銃は、ウェブリー・リボルバーとして最も典型的なものである。 ウェブリー・アンド・スコット社はその他にも警察や民生市場を対象とした拳銃をいくつか発表している。 ウェブリーRIC [ ] ウェブリーRIC. 450口径 CF ウェブリーRICはウェブリー・アンド・スコット社製品のうち最初のダブルアクション式リボルバーで、1868年に Royal Irish Constabulary, RIC に採用された。 ウェブリーRICは固定式のリボルバーで、. 442ウェブリー弾を使用した。 アメリカ陸軍の将軍が2丁を所持し、彼が戦死する事となる1876年ので使用していたことでも知られる。 最初期には少数が. 500トランター弾. 500 Tranter 向けモデルとして製造され、後には. 450アダムズ弾などが使用できるようになった。 ベルギーでもウェブリーRICのコピー製品が製造された。 ブリティッシュ・ブルドッグ [ ] 詳細は「 ()」を参照 ブリティッシュ・ブルドッグ British Bull Dog は1872年に発表されたモデルで、非常に人気が高いモデルの1つだった。 銃身長は2. 5インチ 64 mm で. 44ショート・リムファイア弾、. 422ウェブリー弾、. 450アダムス弾などを5発装填することができた。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、における私服警官や探偵に非常に人気のある拳銃の1つであった。. 44口径のベルギー製ブリティッシュ・ブルドッグは1881年7月2日のによる米大統領暗殺に使用された拳銃としても知られる。 320や. 380といった小口径モデルも発表されたが、これらには「British Bull Dog」の刻印はなかった。 ブリティッシュ・ブルドッグはコートのポケットに入れて携帯されたりベッドサイドテーブルなどに収納される事を想定した拳銃である。 現在まで多数が良好な状態のまま現存しており、一部は未だに使用されている。 19世紀末にベルギーで大量にコピーされたほか、スペイン、フランス、アメリカなどでも生産が行われた。 第二次世界大戦頃までは実用的な拳銃の1つとして人気があったが、現在では使用する弾薬の調達が困難なことからコレクターズ・アイテムの1つと見なされている。 ウェブリー=フォスベリー・オートマチック・リボルバー [ ] 詳細は「」を参照 非常に珍しい派生型の1つが、 ウェブリー=フォスベリー・オートマチック・リボルバー Webley-Fosbery Automatic Revolver である。 これは1900年から1915年まで製造されていたモデルで、6連発の. 455ウェブリー弾モデルと8連発の. 38ACP弾モデルがあった。 この銃は発砲の度に銃の上部が反動で後退し、シリンダーを回転させ撃鉄を起こす構造になっていた。 こうした構造のために回転式拳銃としては珍しく安全装置を備えていたほか、引き金は通常のダブルアクション式に比べて軽く、命中精度も高かった。 登場作品 [ ] 漫画・アニメ [ ] 『』 空賊連合、マンマユート団がMk. VIを所持しており、ポルコのアジトにてポルコに突きつける。 ゲーム [ ] 『D 〜その景色の向こう側〜』 ウェブリー=フォスベリー・オートマチック・リボルバーが登場。 用の付き。 『』 『』 のとしてMk. IVが登場する。 『』 イギリス軍のハンドガンとしてMk. IVが登場する。 『』 「The Neudorf Outpost Pack」を導入することで使用可能になる。 DLC追加含めて唯一のである。 『』 兵士の武器として登場。 関連項目 [ ]• 脚注 [ ]• , Cruffler. com. Retrieved on 2006-12-02• 薬莢を用いず、雷管(キャップ)と弾頭(ボール)、黒色火薬を直接シリンダーに装填する方式。 Stationer's Office, periodical• Skennerton, Ian D. , Small Arms Identification Series No. 455 Pistol, Revolver No. 1 Mk VI, p. Maze, Robert J. , Howdah to High Power, p. 44, Excalibur Publications, 2002. Dowell, William Chipchase, The Webley Story, p. 115. Commonwealth Heritage Foundation, 1987. 115, Commonwealth Heritage Foundation, 1987. Dowell, William Chipchase, The Webley Story, p. 114, Commonwealth Heritage Foundation, 1987. Dowell, William Chipchase, The Webley Story, p. 116, Commonwealth Heritage Foundation, 1987. Nigel Utting. 2015年2月25日閲覧。 Dowell, William Chipchase, The Webley Story, p. 178, Commonwealth Heritage Foundation, 1987. Maze, Robert J. , Howdah to High Power, p. 49, Excalibur Publications, 2002. Smith, W. , 1943 Basic Manual of Military Small Arms Facsimile , p. 11, Stackpole Books, 1979. 380 Enfield Revolver No. 2, p. 87, Greenhill Books, 1993. 380 Enfield Revolver No. 2, p. 117, Greenhill Books, 1993. 380 Enfield Revolver No. 2, p. 119, Greenhill Books, 1993. Indian Ordnance Factories. 2006年8月3日閲覧。 Indian Ordnance Factories. 2006年8月3日閲覧。 Skennerton, Ian D. , Small Arms Identification Series No. 455 Pistol, Revolver No. 1 Mk VI, p. 380 Enfield Revolver No. 2, p. 9, Greenhill Books, 1993; Smith, W. , 1943 Basic Manual of Military Small Arms Facsimile , p. 11, Stackpole Books, 1979. Maze, Robert J. , Howdah to High Power, p. 103, Excalibur Publications, 2002. 380 Enfield Revolver No. 2, p. 12, Greenhill Books, 1993. Maze, Robert J. , Howdah to High Power, p. 30, Excalibur Publications, 2002. Doerner, John A. Martin Pate. 2003年9月24日時点のよりアーカイブ。 2006年8月3日閲覧。 Gallear, Mark 2001年. Custer Association of Great Britain. 2006年8月3日閲覧。 Ficken, Homer R.. 2013年10月16日時点のよりアーカイブ。 2011年4月2日閲覧。 Kekkonen, P. Gunwriters. 2006年8月3日閲覧。 Dowell, William Chipchase, The Webley Story, p. 128, Commonwealth Heritage Foundation, 1987. Maze, Robert J. , Howdah to High Power, p. 78, Excalibur Publications, 2002. world. guns. 2014年4月30日閲覧。 参考文献 [ ]• Dowell, William Chipchase, The Webley Story, Commonwealth Heritage Foundation, Kirkland, WA USA , 1987. Stationer's Office, List of Changes in British War Material, H. O, London UK , Periodical. Maze, Robert J. , Howdah to High Power: A Century of Breechloading Service Pistols 1867—1967 , Excalibur Publications, Tucson, AZ USA , 2002. Skennerton, Ian D. , Small Arms Identification Series No. 455 Pistol, Revolver No. Smith, W. , 1943 Basic Manual of Military Small Arms Facsimile , Stackpole Books, Harrisburg, PA USA , 1979. 380 Enfield Revolver No. 2, Greenhill Books, London UK , 1993. Wilson, Royce, "A Tale of Two Collectables", Australian Shooter Magazine, March 2006. 外部リンク [ ]•

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回転式拳銃/ウェブリー・フォスベリー オートマチックリボルバー

ウェブ リー フォス ベリー

オートマチックリボルバー 1. 2 オートマチックリボルバー 19世紀の最後の10年における、機能的なセルフローディングピストルの出現は、リボルバーとピストルの長所および短所に関する議論を活気づけた。 多銃身ピストルの時代においては、リボルバーのより低い弾道学的成績が批判された。 そして今度はリボルバーのセルフローディングピストルと比べてより小さい発射速度が充分でないと非難されたのである。 イギリス軍大佐G. Fosberyはこの問題の解決のための1つのエネルギッシュな試みを企てた。 彼はあるリボルバーを開発したが、この銃は後にウェブリー&スコットで製造された。 この社は1900年頃、イギリスにおける断然大きなハンドガン製造メーカーだった。 この銃は公式にウェブリー・フォスベリー オートマチックリボルバーと呼ばれた。 すでにフォスベリーより先に自動回転および自動コッキングリボルバーを作るための試みはあった。 ガス圧を使用するリボルバーのためのパテントは1886年にPaulsenによって、そして1899年にLandstandによって申請されていた。 だが、これらの銃はマーケットに現われなかった。 1896年、フォスベリーは「シリンダーマガジンを持つ自動ハンドガン」に関するドイツ帝国パテント、ナンバー90204を得た。 だがこのリボルバーはまだ後の型とは大きく異なっていた。 ウェブリーとフォスベリーは彼らの共同の努力の産物を、1900年7月のBisleyにおける選手権試合でシューター界に示した。 thegunzone. littlegun. htm )。 このモデル1902は公用弾薬. 455ウェブリー用の6連発、そして. 38コルトオートマチック用の8連発が作られた(頑住吉注:これはコルトM1900にも使われた、現在の. 38スーパーACPと薬莢が同寸で弱装の弾薬です。 ただ、私はこの銃の. 38口径バージョンの写真を全く見たことがありません)。 cruffler. html ただし肝心なところが描かれていなかったりするので、補足的に核心部分のイラストのみ後に示します)。 バレル、シリンダー、薬莢エキストラクターはウェブリーガバメント諸モデルのように普通に配置されている。 だが、バレル部品(6)はフレームにではなく、スライド(2)に関節結合されている。 このスライドはハンマースプリングおよび下方に突き出たスプリング支えを伴うハンマーも搭載している。 このスライドはグリップフレーム(1)上に、バレル方向と平行にノッチ内を移動可能に配置されている。 1発発射されると、リコイルショックがバレル、シリンダー、ハンマーごとグリップフレーム上でスライドを後方に駆動する。 その際次のような過程が起きる。 ハンマーは下方に突き出たコッキングノーズが左のサイドプレート内に設置されたコッキングネジにぶつかって走ることによってコックされる(このコッキングネジは図示されていない)。 次いでコックパーツ(4 頑住吉注:シア)はハンマーをコックされた位置に保持する。 リコイルショックレバー(5)(この上端はスライドの切り欠き内にグリップされている)は後方に押され、下に位置するリコイルショックレバースプリングを圧縮する。 このシリンダー回転はグリップフレーム上のトリガー上部に削られたノーズによって結果として引き起こされる。 これがシリンダー外周上の、適切な傾斜を持つ斜め方向および縦方向のスリット内にグリップされているのである。 図1-56d は、ウェブリー・フォスベリー. 455モデル1902のスリット誘導を示している(頑住吉注:これについては次回紹介します)。 後退運動の終了後、スライドはシリンダーおよびハンマーごとリコイルショックレバーによって前方に向け発射位置まで押し戻される。 その際、リコイルショックレバースプリングは再び緊張を解かれ、シリンダーの回転が終了する。 銃はこれで発射準備状態である。 トリガー上に関節結合されたトリガーレバー(3)は前進するコックパーツ(4)によってその道から方向転換させられ、この結果トリガーはトリガーの引きによって次の発射が行える前に、まず前方に放さなければならない(頑住吉注:セミオートメカニズムのことです)。 シリンダーを手で回転させたいときは、使用者はハンマーを持ってスライドを後方に引く。 ハンマーの側面にはチェッカリングが備えられ、この際手が滑ることを防いでいる。 (頑住吉注:トリガーには上方に伸びたトリガーレバーが付属しており、トリガーはこのトリガーレバーを介してシアを動かし、ハンマーをレットオフさせます。 スライドが後退してしまうとトリガーとシアの関係は否応なく断たれ、その後前進してきたシアがトリガーレバーを前方に押し倒し、いったんトリガーを緩めなければレットオフできないようになっています。 この方式はブローニングハイパワーによく似ています。 ただし、ウェブリー・フォスベリーのメカは変遷しているようで、このトリガーシステムは1995年4月号のGUN誌に掲載された銃のそれとは明らかに異なっています) ウェブリー-フォスベリーリボルバーは1914年まで製造された。 販売を促進するため社は特に、有名なシューターであり、書籍「リボルバーシューティングの方法」(1901年ニューヨークのKnickerbocker Press社刊)の著者であるWinansにもパンフレットに言葉を寄せさせた。 Winansの言葉を引用する。 「 筆者は競技におけるダブルアクション銃を是認しない。 それを使って正確に射撃することはほとんど不可能だからである。 オートマチックピストル(これはセルフローディングピストルのことを言っている)に関するコメントは、ひょっとすると有効かもしれない、である。 ウェブリー社はオートマチックの「ウェブリー・フォスベリー」リボルバーを. 455口径でも. 38口径でも提供している。 これは筆者が知っているすべてのオートマチックピストルより好み、ラピッドファイア射撃においては他の全てのリボルバー製品より好むとさえ言えるものである。 これを使えば、任意のシングルアクションリボルバーを使って2秒ごとに1発の連射時に達成されるのとほぼ等しい正確さを以て毎秒1発の速さの射撃が可能になる。 両方のケースにおいてよい射手はたいていの射撃を2インチ(約50mm)のターゲットに20ヤード(18. 3m)の距離で命中させることができるはずである。 」 Winansは. 38口径のリボルバーを好み、この銃は彼にちなんで「Winansモデル」と呼ばれた。 アメリカの国防省が1907年にいろいろなハンドガンをテストした時(陸軍制式銃の選択に役立てるため)、ウェブリー&スコットは. 45コルト弾薬用に作られたウェブリー・フォスベリーリボルバーを同様にテストさせた。 委員会はこのオートマチックリボルバーのサイズとダブルアクション設備の欠如に問題があると批判した。 その上、この銃は不発が生じた時の操作が他より決定的に複雑であると言われた。 ウェブリー・フォスベリーリボルバーのテストは終えられ、卓越したコルトピストルがアメリカ陸軍に採用されたことだけが知られている(頑住吉注:まあこの銃の落選は妥当でしょうが、ガバメントにだってダブルアクションはなく、不発が起きたらハンマーをコックしてもう一度トリガーを引くかスライドを手で引かねばならず、こうした点においてウェブリー フォスベリーが特に劣っているわけではないような気がしますが)。 誤って重要と思われたディテールにおいてリボルバーを近代化するこの両方の試みは、結局失敗した。 ガス気密のケースでは1つの見かけ上の問題が解決され、「オートマチック」リボルバーのケースでは設計者はたぶん1つの原理を保存しようとした。 しかしモンスターが作り出されただけだった。 (頑住吉注:いまいち分かりにくい表現ですが、「ガスシールリボルバーの場合シリンダーとバレルのギャップからのガス漏れは一見重大で機械的方策によって是正する価値があると思われたが、実際には発射薬を増やせば済むだけのことで努力に見合わなかったし、オートマチックリボルバーの場合信頼性の高いリボルバーの長所を維持したオートマチックのハンドガンを作ろうとしたが実用的なものにはならなかった」といったことでしょう) ウェブリー・フォースベリーリボルバーは製作構想中の機種にも入れていますし、過去にモデルアップしたこともある、好きな銃です。 結果的に成功とは言えなかったにしろ、オートピストル並みの速射が可能で、装弾不良、排莢不良といった問題がなく、リコイルのみで動かすので比較的シンプルに出来るというこの銃の狙いは当時としてはなかなかいい線を行っていたのではないかと思います。 ただ、実際には作動不良が多く、汚れにも弱かったとされています。 デザインやサイズ的にも携帯しにくいですし、バレル軸線が高いためマズルジャンプも大きかったはずです。 また、この銃にハンマーブロックやトランスファーバーを組み込むのは厄介でしょう。 この銃が映画「未来惑星ザルドス」に登場したのは有名ですが、劇中でも単発で撃つシーンしかなく、作動はしていません。 リコイルのみで動かす銃なので空砲で動かすのはまず不可能だからです。 当然ながらリアルなモデルガンを連発で作動させることも不可能です。 私はガスオペレーションの製品を検討しましたが、そもそも最近はガスタンクのみ流用してもかまわないくらい低価格で小型のガスガン自体流通しなくなりましたね。 あるいは以前作ったのと同じ指アクションモデルで製品化するかも知れません。

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